相談役挨拶

相談役 国司義彦
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国司義彦です。あの2・26事件が起こり、翌年は日本が日中戦争に突入した1936年の東京生まれです。物心がつくころ空襲、疎開、敗戦―と命も危うい経験もしました。私たちの世代は、いろいろな意味で「恵まれた時代」といってよいでしょう。そして、戦後も、あらゆる面で「初体験」。焼け跡から立ち上がり、復興、高度成長、国際化、バブルとその崩壊、長期不況―とこれはまた、人類史上まれに見る時代の推移を体験できた時代に生きたのです。幸い戦後の日本はこれまで戦乱に巻き込まれることもなく経済的にも豊かで、皆、それなりに「充実感」「満足感」を味わえた時代でもありましたが、そんな中で、私自身は30代の前半に勤め先を飛び出して、あえて茨の道を歩きました。30代~40代には苦悩や障害もありましたが、それらを乗り越えられたのは、「心豊かな社会の実現」「自分らしく生きる」という「理想」が「心の支え」となったこと。「理想」を捨てず逆境にも耐えたことで、「よき出会い」に恵まれ周囲の方々に支えられて「天職」に巡り合えたからだと感謝しています。そして、人並みに経済的、精神的に自立できたのは40代でした。
次の50代~60代は人生の収穫期=「実り多い20年」を過ごすことができました。次の世代の方々が実り多い人生を実現する参考に「感動のシニアライフ」という本にまとめ出版しました。社会還元の意味で、これまでの多くの拙著の真髄を「自己実現の手帳」6巻にまとめて自費で製作配布しております。
21世紀に入り、ますます混迷の度を深め閉塞感みなぎる世の中で、70代以降、残された人生をどう過ごし人生の幕引きをどうしようか、と模索し「自己実現フォーラム」=「生き方探検倶楽部」を主宰していた矢先、経世済民塾の松本塾長と出会いました。これこそ、「運命的な出会い」でした。
私の拙い経験や著わしてきた著書を始め、これまで培ってきた収穫物=それは、私の不徳によりなお、不完全な「原石」ではありますが、これを、塾長をはじめ経世済民塾に関わる皆さんで、磨き上げて活用して頂ければ、それが私の「天命」につながる、と確信しております。さらに、みなさんとの「出会い」で新しい「価値あるもの」の誕生も期待し、相談役としてのご挨拶に代えます。

